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2019年
7月5日 (金)

無垢床のメンテナンス  キズ・ヘコミ編

こんにちは

工事担当の阿部です。

6月27日のブログで無垢床のシミのメンテナンスが投稿されていたので、

今回はキズ・ヘコミのメンテナンスの方法をご紹介したいと思います。

まず、メンテナンス前にご用意するのが、

・紙やすり(100番~120番くらいの粗さ) ・無垢床に塗ってある塗料 ・タオル(汚れてない物)

・出来るだけ細い針(まち針以下くらいの細さ) ・アイロン

使う道具は基本上記5つです。

今回はメラミンスポンジは使いません。

キズの深さやへこみ具合によっては使用するのはタオルとアイロンだけです。

今回は分かりやすく柔らかい床板に金鎚で無理矢理キズとヘコミを作りどこまで戻るか実験です。



少し強く叩きすぎたかな?・・・・どこまで戻るか少し不安です。

前置きが長くなりましたが実験スタートです。

まず、アイロンの温度を出来るだけ上げます。やけどには十分注意して下さい。

次にタオルの端の方を水で濡らします。水が垂れないくらいのビショビショ感で。

そしたら床板のキズ・ヘコミ部にビショビショタオルを乗せ少し待ったらアイロンを掛けます。

タオルの水分が少なくなったらまた水で濡らして・・・これを2~3回くらい繰り返します。



キズ・ヘコミが大分目立たなくなるのでそのままでも良し!

紙やすりで少し擦って傷跡を目立たなくするも良し!

そもそも床板のキズ・ヘコミ・シミも住まい手との思い出とし残し、いい味として楽しむも良し!



今回は紙やすりで少し擦って仕上げました。細い針は今回使いませんでしたね。・・・

細い針は床板が塗装されていたり戻りが少し悪い時に床板を優しくたくさん突くのに使用します。

今回は分かりやすく比較的柔らかい床板を使用しましたが、

堅い材種になればキズ・ヘコミが戻らなくなっていきますが、堅い材種だとキズ・ヘコミも付きにくいです。

最後に細い針や紙やすりを使用し、再塗装する場合は6月27日のシミ編にあるので見て下さいね。
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