上里町Ｓ様邸完成見学会 vol.3

こんにちは、設計の戸塚です。

今回も上里町S様邸についてお話ししたいと思います。

今回のテーマは、打合せ中のことについてです。

S様は色々なこだわりを持っていらっしゃる為、その実現の為に打合せ中もイメージのすりあわせを何度も行わせて頂きました。

図面だけではなく、サンプルを取り寄せて見比べて頂いたり、実際の現物を見学しに行きました。

その中のいくつかをご紹介致します。

まずはタイルです。
タイルは主に玄関タイル等で採用されることが多いですが、S様宅ではそのほかにも暖炉背面、キッチン、洗面所、手洗いコーナーに採用頂きました。タイルはショールームでサンプルを見てご決定頂きました。
タイルがあると水回りでは清潔感が出ますし、見た目もぱっと目を引くポイントになります。今回、2階の手洗いコーナーでは壁面とカウンター面でタイルの張り分けをしました。当初は白と黒の組み合わせでしたが最終的に同じ白色になりました。同じ白色ですが、大きさや形状の組み合わせで印象が変わります。
洗面所で使用した細かいタイルから、暖炉や玄関で使用した大きいものまであるので、実際に見学された際に見て頂きたいところです。

次にウッドデッキベンチです。

ウッドデッキベンチはデッキでくつろいだり、洗濯物かごを置いたりする際に便利です。また、リビングの窓を開ければリビングソファに座った人とベンチに座った人との目線が合います。今回、デッキ材はウリンという材料を採用頂きました。ウリンとは、東南アジアで水中に住宅を建てる時などに使われる材料です。それなので、メンテナンスフリーで長持ちします。今回のベンチは、板を加工して箱型にするか、座面だけにしてすっきりしたデザインにするか等検討し、すっきりとしたデザインになりました。

そのほかにも、外部軒裏は和風な雰囲気のサワラにするか、木目がきれいなピーラーにするか等もサンプルや現物を見ながら打合せをしました。
他にも暖炉があったり、木の格子があったりと、見所が詰まったお家です。

次回は工事中のことについてお話ししたいと思います。